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久しぶりの投稿になります。
さて、当店では近年身幅のサイズ直しのご依頼をかなり多くいただいております。当店での得意分野の一つでもあります。その中でもテーラードジャケットも多くのお直し実績があります。
今回はレザーテーラードジャケットの身幅のサイズアップについてを、紐解いてご紹介していきます。
実は直しやすい?
繋ぎ目部分にポケットやパーツ類が干渉していない場合、お直しは難しくありません。
もし、繋ぎ目にポケットやボタンなどのパーツ類が干渉している場合は、工程が増えますが殆どの場合はお直しすることが可能です。
一般的にテーラードジャケット言われているタイプのものは、脇下から少し後方に革と革の繋ぎ目があり、その繋ぎ目に革を継ぎ足していきます。
レザーの足し幅に合わせて、もちろん裏地も同じ幅を足していきますのでご安心ください。
袖の仕上がり
身幅を足す場合は、どうしても袖も革を足す必要が出てきます。袖先まで大きくしない場合は、三角形に革を足します。
身幅は足したいけど袖は足したくないという場合は、ご要望にお応えすることはできません。
全体的なディテールは変わる?
テーラードジャケットはウエスト部分がシェイプしたデザインのタイプが多いのですが、脇下から裾側へ真っ直ぐに革を足すのであれば、そのシェイプしたデザインは変わりません。
こちらはアフターの画像になります。
最後に
今回は、テーラードジャケットの身幅調整についてをご紹介いたしました。
サイズダウンにつきましては、袖丈詰め、肩幅詰め、着丈詰めなど多数実績がございます。ブログに上げきれていません。
季節はすっかり夏ですね。今のうちにお直しに出したい方、ご相談をお待ちしております。
納期につきましては、お手数ですがその都度ご確認ください。