By 野村 将太 / 2026年8月22日 施工事例 / ヴィンテージのロンジャン ヴィンテージのロンジャン ライダースジャケット — 袖の外側を断つ After 肘の膨らみを断ち、袖の輪郭を引き直したところ Craftsman's response 仕立て直しについて 袖を細くするとき、外側と内側を分けて考えます。内側から詰めるのは脇の縫い目から。脇の線は袖下までひと続きなので、身幅とつながって動きます。寸法で決めやすいのはこちらです。 今回は外側から断ちました。肘のあたりの膨らみを、外側の線で2cmほど。肘の膨らみは、革が伸びて出るとは限りません。もとの型でそう出来ていることのほうが多く、古い一着ではヴィンテージ特有のディテールとも言えます。 落としすぎると袖全体がタイトになりすぎるので、どこに線を引くかは現物を見て決めます。外側から断つ場合、「何センチ詰めて」というご要望には応えづらい。おまかせいただいて、自然なラインに仕上げるという考え方になります。 袖は筒ですから、縫うのは腕ミシンです。平らな台のミシンでは、袖が入りません。 Craftsman ── 野村 将太 About this piece この一着について アイテム ライダースジャケット Services この事例で承れるサービス Related works 関連する施工事例 AFTERリサイズAFTER身幅詰めなるべく身体に沿わせたいBEFOREAFTERLewis Leathersアクションプリーツ憧れて手に入れた一着ですが、袖が少し長く、手の甲にかかってしまう。腕を上げたときに突っ張るのも気になっていました。着る機会を増やしたいので、袖丈を詰めて、動きや…
Craftsman's response
仕立て直しについて
袖を細くするとき、外側と内側を分けて考えます。内側から詰めるのは脇の縫い目から。脇の線は袖下までひと続きなので、身幅とつながって動きます。寸法で決めやすいのはこちらです。
今回は外側から断ちました。肘のあたりの膨らみを、外側の線で2cmほど。肘の膨らみは、革が伸びて出るとは限りません。もとの型でそう出来ていることのほうが多く、古い一着ではヴィンテージ特有のディテールとも言えます。
落としすぎると袖全体がタイトになりすぎるので、どこに線を引くかは現物を見て決めます。外側から断つ場合、「何センチ詰めて」というご要望には応えづらい。おまかせいただいて、自然なラインに仕上げるという考え方になります。
袖は筒ですから、縫うのは腕ミシンです。平らな台のミシンでは、袖が入りません。
Craftsman ── 野村 将太