【身幅詰め】やむを得ず、脇へ切り込みを入れる場合

IMG_9375 2

どこで身幅を詰める?

ジャケットは前見頃、後ろ見頃、細腹の3つのブロックで構成されているタイプと、

前見頃と後ろ見頃の2つのみで構成されているタイプがあります。

(あまり聞き馴染みのないワードになるかと思いますが、

前見頃と後ろ見頃の間にある脇のパーツを細腹といいます)

一般的には前者の場合は前見頃、

後者の場合は細腹が脇下の中心に位置しています。

通常は脇下の中心に近い部分の、

それぞれのパーツとパーツの繋ぎ目にてお詰めいたします。

脇下の中心でお詰めするのが一番ベストにはなりますが、

パーツ同士の繋ぎ目が中心より前後していることが多い為、

それぞれのジャケットに合ったポイントにてお詰めします。

切り込みを入れなければならない場合とは

なぜ脇下の中心でお詰めするのがベストかと言いますと、

中心から離れれば離れるほど、

お詰めしてからアームホールに段差ができやすくなってしまうからです。

その段差はお詰めする距離が大きいほどにできやすくなります。

段差が大きいと、最悪の場合、

袖が見頃側に付かなくなってしまいます。

そのリスクを回避する為に、

パーツ同士の繋ぎ目が中心より大きく前後している場合には、

やむを得ず新たに切り込みを入れてお詰めいたします。

切り込みを入れるとどうなる?

脇下からまっすぐ裾にかけて革に切り込みが入ります。

前見頃か細腹が脇下の中心ポイントになります。

関連商品

No data was found

LINEで一対一のトーク!

ご不明な点は、お気軽に話しかけてください。

24時間受付中!

友だち追加