どこの部位に革を足すか
「革ジャンの肩幅を大きくして欲しい」とのお問い合わせをよくいただきます。
そのお問い合わせに対してのこちらからの適切な回答としましては、「ジャケットの肩幅自体を広くすることはできませんが、袖と本体の間に革を足すことでしたら可能です」といった内容になります。
お客様ご自身がどのような仕上がりイメージをお持ちなのかということがポイントです。
まず、どのような理由で「肩幅を広くしたい」のか。
- カスタム感覚で肩幅を大きくしたいのか
- アームホールを大きくして、腕の可動域を広げたいのか。
どちらかの選択肢になるかと思います。
前者の場合は、仕上がりの見た目に大きく影響が出てきますので、個性的にカスタムを楽しみたい方にはオススメです。
後者のアームホールを大きくする場合は、肩幅を広げるという意味合いとは少し違います。脇の下に革を足しますので足した革が目立たないので見た目の印象は変わらず、腕まわりに余裕ができるので着心地がよくなります。
革を足して、見た目はどうなる?
肩に革を足さずに肩幅を広げることは不可能です。
具体的な仕上がりイメージをお持ちでない方には、オススメできません。
見た目が変わるということが大前提になってきます。
カスタムの要素を強くして、まったく違った革をチョイスしてみるのも面白いかもしれません。
継ぎ足した部分を個性的に
こちらが仕上がりの画像になります。
Schootのヴィンテージをカスタムして、遊びを入れたものになります。
こちらの内容はメニューには入れていませんので、まずはお問い合わせにてご相談ください。