ちょうどいいサイズ感とは
どのような目的、シーンで革ジャンを着るかによって「ちょうどいいサイズ感」というものが決まってくるのではないでしょうか。
- バイク乗り用
- インナーとして
- アウターとして
- カーディガン感覚で羽織りたい
大前提としてはインナーに何を着るかということで、求めるサイズ感が大きく変わってきます。「Tシャツ1枚しか着ない」「厚手のニットやセーターで防寒対策をしたい」など、様々かと思います。
基本的に革ジャンには、保温効果はありません。正確には裏地に保温効果があったり、革の厚みで風を通さないということはあるかもしれませんが、革自体に保温効果はありません。
冬シーズンの着用は2つの選択肢となります。ジャスト目のサイズ感でコートのインナーとして着るか、余裕を持ったサイズで中に着込んでアウターとして着るかのどちらかになります。
自分に合ったサイズ感とは
デザイナーがデザインしたものをブランド様が製品として出した時点でそれはもうすでに完成形なので、シルエットを変えるということはデザインを変えることになります。
ですが、プレタポルテ(既製服)を後から微調整してお客様に合ったサイズにすることが私たちの仕事です。
自分に合ったサイズ感をジャストサイズで着ることを前提として考える場合、トータルバランスが重要です。まず肩が合っているかを見てください。その次に身幅、袖幅、袖丈が余っていないか、定義はありませんのでお客様の主観でトータルバランスを見てご検討ください。
流行のサイズ感とは
時代と共に洋服の着こなしは大きく変化しています。
今の流行で考えると、迷ったら少し余裕を持ったサイズ感で革ジャンを着こなすのが無難ではないでしょうか。モノによりますが。古着の革ジャンを大きめで買って後からリサイズするのもありだと思います。古着は唯一無二なので直感的に気に入ったら、後からでもご相談ください。
また、自分にとってアイコンとなっている人物の着こなしも大事ですよね。エディスリマンのような着こなし方に合わせてめちゃくちゃタイトに仕上げたこともあります。レディースのトルソーでギリギリでしたので、おそらく前なんか閉めないで着るのでしょう。そんな風に古着で遊ぶのもいいですね。
自分がどのように着たいのかが、流行より大事なように思います。
まとめ
時に革ジャンは命を守ってくれる存在になります。実際にバイク事故で50m引きづられた革ジャンを修理させていただいたこともあります。もしかしたら、革ジャンのサイズが合っていなくて運転操作に支障が出てしまうこともあるかもしれません。
「実用としてのリサイズ」「ファッションとしてのリサイズ」お客様それぞれの目的やシチュエーションを思い描いて修理をさせていただきます。
また、ちょうどいいサイズというものが分からない方も多いと思います。
レザージャケット以外でも結構です。サイズ見本となるジャケットを同梱してお送りください。こちらでサイズを合わせて修理させていただきます。
その他、ご不明な点などはお気軽にお問い合わせください。
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