普段から愛用しているレザージャケットのファスナーが「右差し」か「左差し」か、ご存じでしょうか?
実は、「言われてみないと気づかない」という方が意外と多いのです。
右差し・左差しとは?
ファスナーの「差し込み口」がどちらにあるかによって、「右差し」「左差し」と呼び分けられます。
簡単に言えば、右手で差し込むのが「右差し」、**左手で差し込むのが「左差し」**です。
一般的には、日本では右利きの方が多いため、「右差し」が主流となっています。
しかし、最近では古着や輸入品、特にアメリカ製のレザージャケットなどで「左差し」に出会うことも珍しくありません。
もしかして、ファスナーの開け閉めに違和感ありませんか?
「いつもどこか開け閉めがしづらい気がする」
「ファスナーを閉めるのに、手がもたつく」
そんな違和感を感じたことがある方は、利き手と反対のファスナー仕様になっている可能性があります。
とくにBUCO、Schott、Lewis Leathersといったアメリカ・イギリス系ブランドのレザージャケットでは、左差しが採用されているモデルも多く、慣れないうちは少し扱いづらく感じることもあります。
左差しが多いジャケットとは?
「左差し」のファスナーは、以下のようなケースで多く見られます:
- 古いアメリカ製のレザージャケット
- ヨーロッパ向けのモデル
- 外国人ユーザーを意識して作られたブランド品
メーカーによっては、明確に「海外向け=左差し」「国内向け=右差し」と分けている場合もあるため、ご自身のジャケットの仕様を一度確認してみるのもおすすめです。
カワリメイクでは左差しファスナーも対応可能です
当店カワリメイクでは、通常在庫としては「右差しファスナー」のみとなっておりますが、
ご希望に応じて「左差しファスナー」のお取り寄せも承っております。
レザージャケットを着る際の「ちょっとした違和感」も、日常的に繰り返す動作であれば案外ストレスになりがちです。
ご自身に合った仕様に調整することで、着心地がぐっと快適になります。
※ 左差しファスナーは取り寄せ品のため、入荷までにお時間をいただく場合がございます。
ファスナーの差し込み方向が合っていないだけで、レザージャケットの着心地が大きく変わることもあります。
「これって普通なのかな?」と少しでも感じた方は、どうぞお気軽にご相談ください。
お客様一人ひとりに合った快適な着こなしのために、職人として丁寧に対応させていただきます。
最終更新日:2025年7月28日