【ルイスレザーの修理】ご検討の方へ

ルイスレザーの修理は、ここ数年で、かなりの件数をご依頼いただいています。ありがとうございます。

ルイスレザーの修理で、特にご要望の多い内容はこちらになります。

  • 裏地交換
  • フロントファスナー交換
  • 身幅〜袖幅詰め
  • 身幅〜袖幅出し

それぞれの内容につきまして、紐解いて説明いきたいと思います。

裏地交換

ルイスレザーで使用されている裏地は、耐久性が高くそう簡単には擦れて破れることはありませんが、ビンテージ物など長年着ていると当然擦れて破れてくることがあります。

破れた部分が出てきているということは、目に見えて綻びがない部分でも弱ってきている可能性が高いです。末長く着ていくことを考えると全体的な裏地交換をすることが理想です。

当店で扱いのある生地からお選びいただけます。
詳しくは、こちらのブログをご覧ください。

 

フロントファスナー交換

現行のルイスレザーのジッパーはCLIXファスナーが使われています。

まず現行品であればYKKのレールにスライサー(CLIX刻印の引き手)を乗せ替えれば問題なく使用できるはずです。
YKKの幅広いラインナップからレールをチョイスして、一番雰囲気の近い物を使用します。

ビンテージなど年代の古い物は、現行品とは形状が違うので乗せ替えはできません。
コットンテープがいい…当時の雰囲気が…などこだわりがある方は、ヤフオクなどで購入していただきお客様持ち込みでしたら交換作業させていただきます。(ビンテージについての知識がそこまであるわけではないので、すみませんがよろしくお願いいたします)

ドミネーターやコルセア、などのシングルライダースはもちろん、ライトニング、サイクロン、スーパーモンザなどのダブルライダースもファスナー交換いたします。

ルイスレザーに限らずですが、ダブルライダースのファスナー交換の方がテクニックが必要になります。(交換しづらく作ってあります)私どもの腕が試されます。
シングルライダースとダブルライダースのファスナー交換についてのブログを近日中に書こうと思っているのでそちらもチェックをお願いします。

もちろん完璧をとことん追求していますが、必ず修理するにあたってのリスクがあります。裏側のミシン目に新しい縫い糸が入らないことがほとんどだと思ってください。

身幅〜袖幅詰め

大きいサイズの物を小さくリサイズいたします。野暮ったく感じたり、数㎝の大きさが気になる方は是非ご相談ください。

調整ベルトの長さが余ってしまう場合はご希望がありましたえら短く調整することもできます。

詰め作業をするにあたりウエスト(裾まわり)部分に切り替えを入れなければならない場合もあります。何かありましたらその都度お客様へ確認しながら作業を進めていきます

裾まわりの切り込み箇所

身幅〜袖幅出し

体型の変化でサイズがきつくなってしまうこともあるかと思います。
ルイスレザーのサイズアップはかなりお問い合わせも多くなってきています。
文章だけではなかなかイメージできないと思いますので動画での説明をご覧くだい。

仕上がりイメージ

AfterAfter
AfterAfter
AfterAfter
AfterAfter

ルイスレザーのサイズ直しはこちらもご覧ください。
サイズ表などの詳細が載っています。

 

最後に

フリマアプリやインターネットで買い物をすることが当たり前の時代になりましたが、実物を確認できないので届いてみてイメージ通りの物でなかったなんていうこともあるかと思います。
特に革ジャンのサイズ感は、実際に着てみないと分からないですよね。

「せっかく買った物を大切に着たい!」「そんなに簡単に諦められない!」「修理しながら長く着ていきたい!」と思っている方のお役に立てれば幸いです。

ルイスレザーの修理実例集

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