
こんにちは、kawaremakeです。
長くご愛用されているライダースジャケットの中でも、特にご相談が多いのが「肩まわりや脇下の破れ」です。今回も、ルイスレザー(Lewis Leathers)のライダースをご着用のお客様から、脇下の裂けについてご相談をいただきました。
タイトなシルエットが魅力のライダースですが、その構造ゆえに動きが制限されやすく、特に肩〜脇下にかけて負荷が集中しやすい傾向があります。サイズが合っていない場合や、腕を大きく動かすシーンが多い方ほど、この部分のダメージが起きやすくなります。
作業前の状態|脇下にできた裂け

今回の個体も、脇下に明確な裂けが生じており、そのまま着用を続けるとさらにダメージが広がる可能性がある状態でした。
このような破れは、単純に上から当て革をするだけでは、再び同じ箇所に負荷がかかり、根本的な解決にはなりません。
修理とリメイク内容|アクションプリーツの取り付け
そこで今回ご提案したのが、「アクションプリーツ(action pleats)」の取り付けです。
アクションプリーツとは
背面や脇下に設けるマチ状の構造で、腕の可動域を広げる役割があります。バイクに乗る方や、腕を前に出す動作が多い方には特に有効な仕様です。
具体的な作業工程
まずは破れている箇所を丁寧に解体し、裏側からしっかりと補強を行います。革の状態によっては、縫い込みながら強度を持たせる処理も加えます。
その後、必要なサイズに合わせて新たな革を追加し、アクションプリーツとして構築していきます。今回のプリーツは直径約20cmほどの設計です。
単なる補修ではなく、「負荷を逃がす構造」に変えることで、今後の再発リスクを抑えることを目的としています。
作業後の状態|自然な見た目と可動域の確保

仕上がりとしては、外観に大きな違和感を出さず、自然に馴染む形でアクションプリーツを取り付けています。縫い目も調整し、補修跡が目立ちにくいよう配慮しています。
着用時には、腕を前に出す動きが格段に楽になり、脇下の突っ張りも軽減されています。
注意点と適さないケースについて
この方法は非常に有効ですが、すべてのケースに適しているわけではありません。
例えば、
- 脇下の食い込みが強い場合
- 身幅自体を広げたい場合
このようなケースでは、アクションプリーツだけでは改善しきれない可能性があります。その場合は、身幅調整(リサイズ)を含めた別のアプローチが必要になります。
まとめ
肩まわりや脇下の破れは、ライダースジャケットにとって避けられない悩みのひとつです。しかし、構造的なアプローチを取り入れることで、単なる補修以上の改善が可能になります。
同じようなお悩みをお持ちの方は、状態やご希望に応じて最適な方法をご提案いたします。
まずはお気軽にご相談ください。
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この記事を書いた職人
野村将太/kawaremake 代表・革製品リメイク職人
革ジャン・ライダース・レザーパンツのリメイクと修理を専門に、20年以上にわたり一点ずつ手作業で仕上げています。