
こんにちは、kawaremakeです。
今回は、Aero Leatherのライダースジャケットのサイズ調整をご依頼いただきました。全体的にゆとりがあり、特に身幅の広さが気になるとのことで、「シルエットを崩さず自然に細くしたい」というご相談です。
作業前の状態|身幅にゆとりがあり横に広がる印象
もともとの作りはしっかりしており、レザーの質感や雰囲気は非常に魅力的な一着。ただ、着用時に胴回りが余り、全体が少し野暮ったく見えてしまう状態でした。

作業内容|サイドパネルを活かした自然な詰め
今回の調整では、バスト(身幅)を左右3cmずつ(合計6cm)詰め、裾幅は左右1cmずつ(合計2cm)詰めることで、体に沿った自然なシルエットへ調整しています。
上下で詰め寸法に差をつけることで、無理のないラインを作るのがポイントです。
サイドパネルを一度分解

一度サイドパネルを取り外し、既存のステッチを丁寧に解いていきます。革への負担を最小限に抑えることが重要です。
カットラインの設定

詰め寸法に基づき、違和感のないラインを引き直します。バストから裾にかけて緩やかに絞ることで、立体的で自然なフィット感を生み出します。
作業後の状態|すっきりとしたシルエットに

サイドラインが引き締まり、体に沿うようなシルエットへと変化しました。オリジナルの雰囲気はそのままに、より洗練された印象です。

不要となった革と裏地のパーツです。どの程度詰めたのかが視覚的にも分かります。
袖幅の調整|全体バランスを意識
身幅のみを詰めると、袖だけが太く見えてしまうため、袖幅も自然なラインで調整しています。

過度に細くせず、着心地を損なわない範囲で仕上げています。
仕上がり|無理のない美しいシルエット

全体として無理のないシルエットに整い、着用時のストレスも軽減されています。バストから裾にかけての流れが整うことで、より身体にフィットした印象に仕上がりました。
注意点と補足
レザージャケットのリサイズは、単純に寸法を詰めるだけではなく、各パーツのバランス調整が重要です。特に今回のようなライダースジャケットは構造が複雑なため、経験に基づいた判断が求められます。
同様のケースでも、モデルや革の状態によって最適な方法は変わりますので、一着ごとに最適なご提案をしています。
まとめ
今回のように、バストと裾で詰め寸法に差をつけることで、無理なく体に沿うシルエットを作ることが可能です。
サイズ感に違和感を感じているレザージャケットがありましたら、ぜひ一度ご相談ください。
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