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【身幅詰め】やむを得ず、脇へ切り込みを入れる場合
2022-01-25 10:09:36

どこで身幅を詰める?

ジャケットは前見頃、後ろ見頃、細腹の3つのブロックで構成されているタイプと、

前見頃と後ろ見頃の2つのみで構成されているタイプがあります。

(あまり聞き馴染みのないワードになるかと思いますが、

前見頃と後ろ見頃の間にある脇のパーツを細腹といいます)

一般的には前者の場合は前見頃、

後者の場合は細腹が脇下の中心に位置しています。

通常は脇下の中心に近い部分の、

それぞれのパーツとパーツの繋ぎ目にてお詰めいたします。

脇下の中心でお詰めするのが一番ベストにはなりますが、

パーツ同士の繋ぎ目が中心より前後していることが多い為、

それぞれのジャケットに合ったポイントにてお詰めします。

切り込みを入れなければならない場合とは

なぜ脇下の中心でお詰めするのがベストかと言いますと、

中心から離れれば離れるほど、

お詰めしてからアームホールに段差ができやすくなってしまうからです。

その段差はお詰めする距離が大きいほどにできやすくなります。

段差が大きいと、最悪の場合、

袖が見頃側に付かなくなってしまいます。

そのリスクを回避する為に、

パーツ同士の繋ぎ目が中心より大きく前後している場合には、

やむを得ず新たに切り込みを入れてお詰めいたします。

切り込みを入れるとどうなる?

脇下からまっすぐ裾にかけて革に切り込みが入ります。

前見頃か細腹が脇下の中心ポイントになります。

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この記事を書いた職人

野村将太/kawaremake 代表・革製品リメイク職人
革ジャン・ライダース・レザーパンツのリメイクと修理を専門に、20年以上にわたり一点ずつ手作業で仕上げています。

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