ルイスレザーの袖丈が長い?詰め方と適正な長さを職人が解説

Category:サイズ調整

ルイスレザーの袖丈が気になる方へ

「袖だけ長く感じる」「ネットで買ったけどサイズが不安」「今の袖丈で合っているのか分からない」
そんなお悩みを抱えている方は、意外と多いものです。

特にルイスレザーのライダースジャケットは、タイトなシルエットとクラシックなデザインが魅力ですが、そのぶんサイズ選びには繊細なバランスが求められます。

今回は、ルイスレザーの袖丈に関する基本的な考え方から、具体的な袖丈詰めの方法、判断のポイントまで、職人の視点から丁寧にお伝えいたします。


ルイスレザーの袖丈の基準とは?

レザージャケットの着こなしに「正解」はありませんが、ルイスレザーに関しては「ジャストサイズ」または「タイトめに着たい」というご要望が多い印象です。

インナーによる着方の違いにも注意

身幅のサイジングについては、中に何を着るかによって変わります。
Tシャツ1枚を前提にするのか、あるいはスウェットやパーカーを重ねるのか──その点をふまえて、お好みの着用感を選んでいただければと思います。

袖丈は「用途」で考える

袖丈の基準は、着用シーンによって微妙に異なります。

  • バイクに乗る場合:親指の付け根あたり、もしくはそれよりやや上の位置が目安になります。乗車時に袖が引かれて短く感じやすいため、やや長めが快適です。
  • 街着メインの場合:手首が隠れるくらいが、最もバランスのよい長さです。
  • きれいめに着こなしたい場合:袖丈はやや短めがすっきり見えます。

いずれの場合も、一度袖を詰めてしまうと元に戻すことはできませんので、サイズ調整は慎重にご判断ください。


ルイスレザーの袖丈詰め|方法と注意点

ルイスレザーの袖丈を調整する際、基本的には肩側から袖を詰める方法を用います。ジャケットの構造上、袖先からの詰めはおすすめできません。

肩からの詰めは「3〜4cm」までが安全

袖丈は、肩から3〜4cm程度までであれば、比較的自然な形で詰めることが可能です。

ただし、それ以上詰めると…

  • 袖のテーパードが上にズレて、腕が上がりづらくなる
  • 見た目のバランスが崩れる
  • 身幅や全体のシルエットにも影響が出る

など、着心地やデザイン性に大きく支障が出る可能性があります。

肩+袖先の両方から詰めるケースも

もし袖がかなり長い場合は、肩と袖先の両方から調整することでバランスを取ることもあります。ただし、この方法はジャケットの構造をよく理解した上での高度な作業になります。ご自身で判断せず、ぜひ専門の職人にご相談ください。


肩幅の調整にも要注意

袖丈の調整を検討する際には、肩幅との関係も見落とせません。

たとえば、肩幅を詰めると上袖が一緒に上がるため、結果として袖丈も短くなるのです。この関係性を理解せずに肩幅だけ詰めてしまうと、袖が思ったよりも短くなってしまうケースがあります。

そのため、肩幅と袖丈はセットで考えるのが基本です。調整の際は、ジャケット全体のバランスを見ながら、慎重に判断していきましょう。


まとめ|ルイスレザーの袖丈は“着方と用途”で決める

ルイスレザーの袖丈は、見た目の印象だけでなく、ライディング時や街着としての快適さにも直結します。大切なのは、ご自身の着方・用途・スタイルに合った長さを知ることです。

カワリメイクでは、ルイスレザーをはじめとしたライダースジャケットのサイズ調整を数多く手がけてきました。袖丈や肩幅に関する微調整も、細部まで丁寧に対応いたします。

「少しだけ気になる」「具体的に相談したい」
そんな方は、どうぞお気軽にご相談ください。


最終更新日:2025年7月28日

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