ライダースジャケット着用時に「腕が上がりづらい」というお声を多くいただきます。
ライダースジャケットは基本的に着心地がいいものではないと言えば語弊があるかもしれませんが、バイカー用のジャケットは革が硬いことで圧迫感があり、タイトな作りでやや前傾姿勢気味に作られており、バイカー用ではないタイプは、腕を下ろした状態に合わせて型が取られいている為、腕上がりづらく感じる方が多いようです。
腕を上がりやすくする方法
腕を上がりやすくする2つの方法を解説していきます。
脇下にアクションプリーツを取り付ける
こちらの方法は、Schottなどのライダースジャケットにオリジナルの仕様として付いている場合もあります。
袖を半分ほど解き、身頃と袖の間に楕円形の革を付け足します。
身幅は変えたくない場合におすすめの方法となります。
身幅を出す
左右両側に脇下から裾にかけて革を足して、身幅と二の腕のサイズアップを行います。
身幅からアームホールを経由して二の腕を大きくすることにより袖ぐりの余裕にも繋がる為、腕が上がりやすくなります。
また、身幅を出す場合は二の腕にもマチが入ります。
まとめ
- ライダースジャケットは腕が上がりづらいデザイン。
- 脇下にアクションプリーツを取り付ける方法は、身幅を変えたくない場合におすすめ。
- 身幅を出すことにより袖ぐりの余裕にも繋がる。
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