袖丈4cm詰め。
ファスナーユニットごと外し、ファスナーの長さは変えずに移動しました。
革と裏生地にかなりの傷みがあった為、
部分的にそれぞれパーツを交換しました。
袖先にはこのように傷みがみえる状態です。
解く
まずは、ユニットごとごっそりと。
袖先折り返し部。革が擦れて薄くなっています。
丈詰め分、4cmカット。
裏地の擦り切れ
裏生地もかなり擦れて傷んでいます。
着用にも影響が出てしまうレベルです。
新しい生地に部分交換しました。
なるべくオリジナルの雰囲気を壊さないよう、
近い色味の生地を選びました。
革の擦り切れ
ユニットパーツも丈詰めついでに、リフレッシュ。
同じ大きさに裁断しましたが、
古い方は経年で癖がついてしまい縮んでいます。
向かって右が新しく裁断した革、左が古い方の革です。
左右のユニットに傷みがあった為、
革を新しく交換しました。
袖丈を詰めることにより、
傷んだ部分を隠すという効果もあります。
袖が長いと、袖先が傷みやすいので
気になっている方は、是非お問い合わせください。