「他の部分はちょうどいいけど、袖だけが長い」
「袖が長くて、着づらい」
「袖を詰めたいけど、袖先から詰めるのに抵抗を感じる」
ルイスレザーのご愛用者様から、袖丈に関するご相談を多くいただいています。
せっかくカスタムオーダーしたのに、
我慢し続けて着るのはもったいなですよね。
何年、何十年と着用していくレザージャケットです。
「より着やすく」感じていただけるよう、
最善のお直し方法をご提案させていただきます。
袖を外して肩から詰める
袖先のジップを短くしてしまうのは、
バランスを損ねてしまいます。
左袖にコインポケットがあるので、
ジップを丸ごと外して、
カットしての持ち上げもできません。
一般的に肩から詰める場合、パターン上
袖と本体との距離が合わなくなり、
詰めすぎると袖が付かなくなります。
(袖の距離が合わなくなります)
ルイスレザーの場合ですと、ショットやバンソンなど
アメリカンなライダースと違い、極端な二の腕の膨らみが少ない為
たくさんお詰めすることができます。
袖付けの関係は複雑です。
こちらのブログもご覧ください。
綺麗に仕上がります
袖丈を肩からお詰めする方法は、難易度としては高くありません。
また、肩まわりのステッチはかけ直しになりますが、
元の針穴に落として縫うことができるので、
仕上がりの違和感はほぼありません。
肩幅詰めなど、
他の部分のサイズ直しとの併用もお薦めできます。
4㎝まで
着心地が変わるか否か
袖の細い部分が袖ぐり(アームホール)の位置に上がります。
詰めすぎると二の腕の遊びが減る為、
アームホール(肩まわり)がキツく感じることもあります。
注意点として、ある程度身幅に余裕がある場合でないと、
「腕が回らない」など
詰め過ぎた際の弊害が出てきます。
-3㎝くらいまでを推奨していますが、
身幅に余裕があれば4㎝くらいまででしょうか。
まず、袖が付くかどうかなので、
詳細につきましては、
現物を見てからやりとりさせていただきます。
まずは着画など、画像付きでお問い合わせください。