レザーウエアのお手入れ方法につきましては、正解というものがなく目的によっても変わってきます。
- 汚れを落としたい
- 光沢を出したい
- 革に栄養を与えたい
- 長持ちさせたい
など、仕上がり方のお好みがあるので一概に「このやり方でないとダメ」ということはありませんが、間違ったやり方で取り返しのつかないことになることもあるので慎重になる必要はあります。
私のように革の擦れた感じがお好きな方は、基本的にはお手入れせずに育てていくのがよろしいかと思います。
ダメージ感のある擦れた雰囲気が好きなので滅多に手入れはしません。
年に一度くらいはオイルを入れるくらいにしています。あまり放置してしまうと、ひび割れの原因にも繋がりますので、程度をみて入れるようにしています。
と言いますか、たまに手入れしたい衝動に駆られるのでその時にしているといったところです。
あくまでも私の主観になりますが、レザーウエアのお手入れ方法について書かせていただきました。
手入れをするこで、より一層革ジャン・革パンツに愛着が湧いてきます。具体的な手入れ方法が分からないという方はご覧ください。
お手入れ用品のオススメは?
大きく分類すると乳化性のクリームタイプと固形のワックスタイプと分かれます。
それぞれの特性があり革の雰囲気によって相性もあります。
クリームタイプ
クリームタイプでも汚れ落とし用や保革用と分かれます。
まず成分が違います。汚れ落としができるタイプには有機溶剤が含まれている場合が多いようです。有機溶剤とはつまり有機化合物の総称であり化学物質です。日常的なお手入れというよりは過度な汚れが付いてしまった場合などに使用することが望ましいと思います。
クリームタイプはそこまで浸透性が高くないので、日常的にお手入れしたい方に向いているのではないでしょうか。
固形(ワックス)タイプ
こちらのタイプはクリームタイプと比べて浸透性が高いので、塗りすぎに注意が必要です。
特に「革を柔らかくしたい」「艶を出したい」方に向いているのではないでしょうか。
含まれている成分によって仕上がり方が変わります。皮膚に直接触れるものなどで、できれば100%天然成分の物がオススメです。
塗り過ぎにより、革が柔らかくなりすぎてしまったり、艶が出過ぎてしまうこともあるので適量を薄く伸ばすことを心がけてください。
最後に
どちらのタイプにも一長一短ありますで、使用用途を踏まえて仕上がりのお好みに合ったものをお使いください。
牛革、ラム革、シープスキンなどありますが、「この革にはこれ」ということはありませんが、ハードは革には浸透性の高いワックスタイプ、ソフトな革にはサラッとしたクリームタイプが基本かと思います。
いずれも塗り過ぎには注意し、適量を薄く伸ばすように塗り込んでお使いください。
クリーニングをご希望の場合は提携している皮革製品専門のクリーニング業者へ依頼いたします。
革ジャンの寿命は正しいお手入れ方法で決まります。
もし、ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。