短い着丈に革を付け足す
ライダースジャケットのように元々短い着丈に、なるべく違和感が残らないように革を付け足します。
こちらの内容は、まずどのような仕上がりをご希望されるかということを事前にお伺いさせていただき、仕上がりイメージについてご納得いただけるようにご説明をさせていただきます。
裾に革を付け足すということになるので、違和感が残らないよううまく綺麗に仕上げるかがポイントになります。
付け足しに使用する革は、色物は革と革の差が出てしまうので敢えてツートンカラーにして楽しむのもおシャレでいいですね。
リメイク感覚でご要望に合わせてお直しいたします。
着丈を足す目的は
お客様から「着丈を長くしたい」という内容について、よくお問い合わせいただくことがあります。こちら側からのご返答としましては、着丈自体を長くすることはできないので、裾に革を足して着丈を長く見せるという言い方になりますが、お客様の意図を汲み取って対応をさせていただいています。
着丈を長くしたい理由としては、主に下記の二つの問題になります。
見た目の問題
「見た目のバランス」を考えて着丈を長く見せたいという方が多いようです。
ライダースジャケットのように、もともと着丈が短いデザインの場合、コーディネートしづらく着回しができないので、着る機会があまりなくなってしまったというお声もよく耳にします。
実用面での問題
バイクに乗る際裾部分をボタンで留めて風が入らないようにしたいというお声もいただきます。
バイカーの方ならではのお悩みではないでしょうか。
仕上がりはどのように
それでは、裾に革を足すとどのような仕上がりになるのかを見ていきましょう。
こちらのお直しの場合、革の差がなるべく出ないよう、お客様とのやり取りの上で近い雰囲気の革を購入し使用しました。
やはり厳密には仕上がりにどうしても差が出てしまうので、ある程度の許容範囲をお持ちの方でないとお受けできない内容となっておりますが、ご不明な点などはどうぞお気軽にお問い合わせください。