Lewis Leathers(ルイスレザー)のライダースジャケットは、当工房でも毎年非常に多くの修理・リサイズのご依頼をいただく定番アイテムです。
中でも特に多いご相談が「サイズ直し」。
「買ったものの少し小さい」「譲り受けたけれど大きすぎる」といったケースから、「冬用に中に着こみたい」といった目的まで、理由はさまざまです。
本記事では、ルイスレザーのサイズ直しに関する基本的な考え方や、モデル別のサイズ表、リサイズのご相談方法についてご紹介します。
自分の体型に合わせて、ライダースのサイズは直せる?
「何センチ直したいか分からない」「どこを基準にサイズを見ればいいのかが分からない」——
ご相談いただくお客様の多くが、まずこのようなお悩みを抱えています。
ご安心ください。明確なご希望がなくても、今の状態と理想のフィット感をお聞かせいただければ、お直しは十分に可能です。
たとえば、
- サイズ36 → サイズ40にしたい
- 前を閉じると5cmほど足りない
- 中に厚手のニットを着て過ごしたい
といったご希望があれば、それを基に最適な調整を考えていきます。
また、お手持ちの「ちょうどいいサイズのジャケット」があれば、それをサンプルとしてお預かりし、サイズの基準とすることも可能です。
モデル別サイズ表(現行モデル)
ルイスレザーのライダースジャケットには、LIGHTNING(ライトニング)、CYCLONE(サイクロン)、CORSAIR(コルセア)、DOMINATOR(ドミネーター)など、人気の定番モデルがあります。
それぞれにサイズ展開が異なりますので、以下の表を目安としてご覧ください。
※すべて【単位:cm】です。
LIGHTNING(ライトニング)
サイズ | 胸囲 | 胴周り | 着丈 | 肩幅 | 袖丈 |
---|---|---|---|---|---|
32 | 90 | 84 | 62.5 | 41 | 64 |
34 | 95 | 89 | 63.5 | 42 | 64.5 |
36 | 100 | 94.5 | 64 | 43 | 65.5 |
38 | 104 | 99 | 64.5 | 44.5 | 66 |
40 | 110 | 104 | 65 | 46 | 66.5 |
42 | 115 | 108 | 65.5 | 47.5 | 67 |
44 | 120 | 112 | 66 | 49 | 67.5 |
CYCLONE(サイクロン)
サイズ | 胸囲 | 胴周り | 着丈 | 肩幅 | 袖丈 |
---|---|---|---|---|---|
32 | 90 | 85.5 | 61.5 | 41 | 64 |
34 | 94 | 91 | 62 | 42 | 64 |
36 | 99.5 | 96 | 62 | 43 | 64.5 |
38 | 105 | 101 | 62.5 | 44.5 | 65.5 |
40 | 110 | 106 | 63 | 46 | 66 |
42 | 115 | 111 | 64 | 47.5 | 67 |
CORSAIR(コルセア)
サイズ | 胸囲 | 裾周り | 着丈 | 肩幅 | 袖丈 |
---|---|---|---|---|---|
30 | 85 | 84 | 60.5 | 41 | 62.5 |
32 | 90 | 89 | 61 | 42 | 63 |
34 | 95 | 94 | 61.5 | 43 | 63.5 |
36 | 100 | 99 | 62 | 44 | 64 |
38 | 105 | 104 | 62.5 | 45 | 64.5 |
40 | 110 | 109 | 63 | 46 | 65 |
42 | 115 | 114 | 63.5 | 47 | 65.5 |
44 | 120 | 119 | 64 | 48 | 66 |
DOMINATOR(ドミネーター)
CORSAIRと同一のサイズ構成です。
リサイズのご相談方法
サイズ表でご自身の体型と比べてみて、もしピンとこない場合は無理に決める必要はありません。
「このジャケットを着ると前が何センチ閉まらない」
「中にセーターを着ると腕が動かしにくい」
「袖丈だけあと2cm短くしたい」
といった体感ベースのご相談でも大丈夫です。
当店では、ヒアリングの内容をもとに最適な寸法を提案し、パターンを引き直して仕立て直すことで、見た目にも美しく、着心地も快適なリサイズを行っています。
修理実例・動画でのご紹介
ルイスレザーの修理事例は、動画でもご覧いただけます。
実際の仕上がりイメージが知りたい方は、ぜひご参考にしてください。
さらに詳しい実例集は、こちらからもご覧いただけます。
👉 ルイスレザー修理実例集ページへ
まとめ:革ジャンは一生もの。だからこそ、サイズも自分に合わせて
革ジャンは、着込むほどに体になじみ、時間とともにその人だけの風合いが育まれていきます。
だからこそ、自分にぴったり合ったサイズで着ることが、その魅力を最大限に引き出す第一歩です。
お預かりしたジャケットには、お客様の思い出や歴史が詰まっています。
その価値を損なうことなく、これからも長くご愛用いただけるよう、私たちは一着一着に心を込めてお直しさせていただきます。
現行のルイスレザー各モデルはもちろん、ヴィンテージのライダースジャケットも修理・サイズ調整いたします。
「少しでも着やすくしたい」と思ったら、まずはお気軽にご相談ください。 <br>
最終更新日:2025年7月28日