
はじめに:こんなお悩み、ありませんか?
「レザージャケットの身幅を詰めたいけれど、真っ直ぐ詰めるとシルエットが変になりそう…」
「もっとスッキリ見せたいけど、ウエストのラインは残したい」
このようなご相談をいただくことは少なくありません。
レザージャケットのリサイズでは、ただ幅を狭くするだけでなく、体に合った自然なシルエットを作ることが重要です。
今回は、「脇下から裾までをまっすぐ詰める」方法だけにこだわらず、お客様の体型に合わせて自然なラインで調整するという当店の考え方についてご紹介します。
詰める前の状態:フィット感に欠けるシルエット
サイズが大きめのレザージャケットは、身幅に余裕が出やすく、全体のラインが体に合っていない印象になりやすいものです。特に以下のような見た目の変化が気になるケースがあります。
- ボリュームが出すぎて、すっきり見えない
- ウエストのラインが曖昧で、形が整っていない
- 裾まわりが広がり、野暮ったい印象になる

作業内容:直線ではなく、体に沿う自然なラインを意識
当店では、単純に「脇から裾までをまっすぐ詰める」のではなく、体型やジャケットの形状に合わせてカーブをつけながら調整しています。
▶ 詰めるラインの考え方
- 脇下(アームホール下)
動きやすさを損なわず、自然に身幅を絞ります。 - ウエストまわり
少し絞りを入れ、立体感のあるシルエットへ。 - 裾まわり
裾が広がりすぎないよう、ラインを整えます。
詰め幅は数cmであっても、そのラインをどう取るかで全体の印象は大きく変わります。
詰めた後の変化:整ったシルエットへ

リサイズ後は、身幅のボリュームが抑えられ、全体のラインが滑らかに整います。
ただ細くするのではなく、形を整えながら、違和感のないシルエットに仕上げるのが当店のリサイズです。

注意点:素材や構造に応じた判断が必要です
リサイズの方法は、使用されているレザーの種類やジャケットの構造によって異なります。
- ラムレザー(lamb leather|ラムレザー)などの柔らかい素材かどうか
- 裏地の有無、またはポケットやファスナーの位置
- 元々の縫製仕様やデザインライン
これらを考慮しながら、一着ごとに最適なラインを判断し、無理のない加工を行います。
まとめ:お客様の体型に合わせて、自然なラインでフィットさせます
レザージャケットの身幅詰めは、「ただ細くする」作業ではありません。
お客様の体型やデザインに合わせて、自然なカーブを描くように詰めていくことが大切です。
当店では、見た目の美しさと着やすさを両立することを第一に考え、ラインにこだわった調整を行っています。
「全体的に大きく感じる」「もう少し自分の体に合ったシルエットで着たい」
そんなご希望があれば、ぜひ一度ご相談ください。
今のあなたに合うジャケットへとリサイズいたします。
ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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