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Schott|618|身幅出し|左右10cm拡張
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Schottの名作「613」ダブルライダース。硬質なステアハイド特有の張りとタイトな設計が魅力ですが、今回はライディング時の動きに対応できるよう、左右10cmずつ(計20cm)身幅を拡張しています。

before画像(1枚目・2枚目)では、胴回りからアームホールにかけての革が強く張り、特に前傾姿勢を取る際に引きつりが見られました。この張りは613らしいシャープな印象を作る要素でもありますが、可動域を損ねやすく、縫製部への負担も大きくなります。そのため今回は、デザインを損なわない範囲でのマチ追加による拡張を選択しました。

after画像(3枚目以降)では、脇線に沿って自然にマチ革を挿入し、肩から裾にかけてのラインを滑らかに再構成しています。マチ部分にはオリジナルに近い艶感と厚みを持つブラックステアを採用。既存パネルとの色差や質感の違和感を最小限に抑えながら、しっかりとした可動性を確保しました。ステッチはオリジナルのピッチと角度を再現し、縫い目の流れに途切れが生じないよう丁寧に仕上げています。

拡張後のシルエットは、見た目こそ大きく変わらないものの、実際の着用感は大きく向上しています。胴回りとアームホールに生まれたゆとりが、前傾時や腕の可動にしなやかに追従し、ストレスのない着心地を実現。重厚な613の存在感をそのままに、バイク走行時の動作に寄り添う仕上がりとなりました。

左右10cmという大幅な拡張は、単なるサイズ変更ではなく、革のテンションバランスを再構築する作業でもあります。今回のように構造を理解し、張力の流れを読みながら設計することで、機能性と造形美を両立した自然な拡張が可能になります。

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