〜フィット感を整えて、もっと着やすく〜
レザージャケットは、長く愛用できるアイテムだからこそ、「サイズが合わないけれど手放したくない」「もう少しスッキリ着こなしたい」といったお悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
カワリメイクでは、レザージャケットの**リサイズ(サイズ調整)**を専門に承っています。身体に合ったサイズに調整することで、着心地だけでなく、全体のシルエットや印象も大きく変わります。
ここでは、当店で対応している代表的なリサイズ内容をご紹介します。
袖丈詰め|長すぎる袖をちょうど良く調整



ジャケットの袖丈が長すぎると、手元がもたついたり、全体が重たい印象に見えてしまいます。袖丈を詰めることで、手首まわりがすっきりし、バランスの整った印象になります。
対応例:
- 袖口からの丈詰め
- 袖のデザイン(ファスナーやカフス)を活かした仕立て直し
※袖口にジップやステッチがある場合でも、デザインをできる限り活かすよう工夫しています。
身幅詰め|だぶつきをなくしてすっきり




「全体的に大きく見える」「野暮ったい印象が気になる」という場合は、身幅を詰めることでシルエットをすっきりと整えることができます。特にヴィンテージジャケットは、身幅が広めのものが多く、詰めることで現代的な印象に近づけることができます。
対応例:
- 両脇からの詰め
- 袖と身頃のつながりを自然に処理
身体に沿ったラインを意識しながら、無理のない詰め寸法をご提案します。
身幅出し|窮屈さを和らげる

逆に、「腕や胸まわりがきつい」「インナーが着られない」といった場合には、身幅を出すことで可動域にゆとりを持たせることが可能です。革の特性や縫製の状態によって限度はありますが、部分的な革の継ぎ足しなども含めて対応します。
対応例:
- 両脇にマチ(革の追加パーツ)を入れて広げる
- 元のデザインとのバランスを考慮した調整
※出し幅には限度があるため、状態確認のうえでご案内しています。
肩幅詰め|肩まわりをコンパクトに

肩幅が広すぎると、服に着られているような印象になりやすく、特に女性や小柄な方には気になるポイントです。肩幅詰めは比較的高度な加工が必要ですが、シルエットを大きく改善できるため、人気の高いリサイズです。
対応例:
- 袖の付け直しによる肩ラインの調整
- 肩パッド(shoulder pad|ショルダーパッド)の除去または変更
※肩周りの構造によってはリサイズが難しい場合もあります。ご相談時に詳しく状態を確認させていただきます。
着丈詰め|全体のバランスを調整
「着丈が長すぎて重く見える」「トレンド感のある短め丈にしたい」など、着丈詰めは全体の印象を大きく変えるリサイズです。ポケット位置や裾のデザインとのバランスを見ながら、自然な仕上がりを心がけています。
対応例:
- 裾からの着丈カット
- 裾の仕様(リブ・ベルト・スリットなど)を再構築
※ライダースジャケットなど、ディテールが多いモデルは慎重に設計します。
まずはお気軽にご相談ください
レザージャケットのリサイズは、革の個体差や縫製構造に応じて最適な方法を選ぶ必要があるため、まずは現物を拝見したうえでのお見積もりとなります。
「こういう調整はできる?」「他店で断られたけど可能?」など、どんな小さなご相談でも構いません。
お写真の送付によるオンライン相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。