ライダースジャケットの袖丈補正。袖を外して袖山からお詰めしました。

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今回の作業内容

・肩(アームホールの袖付け)から−3センチの袖丈詰め

作業前の写真

解いた後

肩から袖丈詰めをする際は、一度袖をすっぽりと外します

・そうすることで、肩口をカットする時のシルエットが整えやすいです。

そのまま全体的に3センチカットしてしまうと本体のアームホールと大きさが合わなくなります

・本体のアームホールと袖の肩先は、同じサイズでないと縫い合わせる時に大きさが合わなくなります。
・そのため、カットの方法も工夫が必要です。

袖の肩先をカットする前

カットする前に銀ペンを用いてサイズ合わせのシュミレーションをします

・細かく説明をしますと沢山あるのですが、ポイントは3つです。
①本体のアームホールと誤差はないか
②本体と袖を縫い合わせた時に自然なシルエット(窮屈感がない)になるか
③左右対照的なシルエットか

仕上がり後

肩口から袖丈を詰めることでファスナーの長さの変化がなく綺麗に仕上がる

・袖先からサイズ直しをする場合は、仕様によってはファスナーを短くしないとお直し出来ない場合があります。
 例えばルイスレザーなど、袖にチケットポケットがあるタイプはファスナーの移動が出来ませんので短くせざるお得ません。

本体のアームホールのステッチは縫い目に合わせて入れ直します。

・縫い目が極力ずれないように一針ずつ確認してステッチをかけていきます

サイズ直しの料金等はお問