35年前、社会人1年目に初めてのボーナスで購入した思い入れのあるジャケット
シルエットを現代的にし、裏地にも拘りを
着丈が短く、身幅が広めに作られたデザイン。まずは、身幅をスッキリとさせ現代でも違和感なく着られるようにいたしました。
裏地には、お母様の形見である着物を使用いたしました。
まさに、世界にひとつだけの和洋折衷となりました。
柄の配置をイメージしながら、慎重に裁断
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内容
- 裏地交換 37,800円
- 身幅詰め 5㎝(片側2.5㎝ずつ)19,440円
昨年12月の銀座イベントにご来店
以前、ご利用いただいた顧客様から弊社をご紹介していただき、昔のデザインを現代的にし、お母様の形見であるお着物を生かし、裏地にしたいとのことで銀座でのイベントへご来店いただきました。
お着物の使用する箇所、どの柄をどの辺りに使うかを入念に打ち合わせをし、お客様のご要望をお聞きいたしました。
「ぜひ家紋をポイントとして入れたい」
とのことでしたので、最大限にご要望に添えるよう、製作中もやり取りを繰り返しながら進めてまいりました。
明智光秀ゆかりの桔梗家紋をポイントに使用
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Before
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After
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お客様の声
社会人になった35年以上前に初めてのボーナスを叩いて購入した牛革のジャケットを現代でも着られる形にリフォームして頂きたく銀座での相談会 にお伺いしました。
折角の機会なので今回は裏地に拘りたいなと思い、職業柄100着以上持っていた母親の形見の着物から迷うことなく選んだこの図柄を何とか裏地に 使えないかとご相談させて頂いたところ快く対応して頂き、また仕上がりも想像以上でイメージした通りのジャケットに仕上がりました。特に拘っ たのが明智光秀ゆかりの桔梗家紋で、無理を聞いて頂き希望通りの位置に付けて頂けて感謝しております。リフォーム自体もオリジナルの形を崩す ことなく現代でも違和感なく着られる形に仕上がりました。
社会人1年生で初めて自分のお金で買ったジャケットに形見の着物のコラボ。天国の母親が喜んでくれてると良いな。
今回は有難う御座いました。また機会がありましたら宜しくお願い致します。