古い革は見た目以上にデリケート
革ジャンを古着として購入した場合は、生地の痛みが見た目として分からないこともあります。
購入してからすぐに革が痛み出してしまった経験は私もあります。
革自体が劣化してしまっている場合は、部分的にお直しをしてもその場凌ぎになってしまいますので、パーツ全体として考える必要があります。
雰囲気を損なわない素材選び
ヴィンテージの革は雰囲気を近づけるのがとても難しいですが、パーツ全体の修理にはストックの中から一番近い素材を選び使用いたします。
まったく同じような雰囲気とまではいきませんが、できる限りお品物の雰囲気に合わせて、場合によっては加工も施します。
肩や襟などは痛みやすい
よく当たる箇所や動かす箇所は、当然革への負担が大きい為痛みやすい部分です。
長期間着用せず保管していると革が硬化してくることもあります。
限界を超えてしまうと柔らかくすることができないので交換するのがベストです。
ヴィンテージ品など、革の劣化でお困りの方は是非ご相談ください。