なぜ裏地を付けるのか
- 脱ぎ着しやすいように滑りをよくする
- 保温効果
- レザーの保護
といったような役割のある裏地ですが、ブランド様の意向で最初から裏地を付けていないレザージャケットも多く存在しています。
ジャケット単体としてのデザイン、着た時のシルエットがどう見えるのかという、着心地よりもビジュアル的な部分に重きを置いていているというような意味合いがあるのではないでしょうか。
当たり前ですがブランド様は製品として出した時点でそれを完成形としていますので、後から裏地を付けてほしいというご要望には対応してもらえないことが多いようです。
後から裏地を付けることはできますので、裏地欲しい派の方はお気軽にご相談ください。
どのように裏地を付けるのか
お客様ご自身で生地をご準備いただいても結構ですし、こちらである程度のご要望をお伝えいただければ合ったものをピックアップさせていただくこともできます。
こちらがビフォーの状態です。
本体を元に型紙をおこしますので、裏地が余って大きすぎたり、小さくて足りないといったことはありません。本体(革の部分)と寸法を合わせて裏地を作ります。
裾の部分は「フラシ」といい、本体と縫い止めておらず隙間を空けています。
ブランドタグ、品質表示は移植してお付けいたします。
まとめ
日常で着ることを考えると、裏地があった方が実用的ではないでしょうか。革の裏側に皮膚が触れて汚れが付くことも防止することもできます。衛生的にも裏地は付いていた方がいいです。
レザージャケットは永く着るものです。革の劣化を防ぐ意味でも裏地を付けるのはオススメです。
【リフォーム】ジャケット・コート_総裏地交換
【リフォーム】ジャケット・コート_総裏地交換(生地持ち込み)