Lewis Leathersのエンブレムが刻まれたレザージャケットの胸元ディテール

【ブランド特集】Lewis Leathers│身幅語めガイド│シルエットを整えて理想のフィット感に

2025年8月31日
Category:革ジャンリサイズ

Lewis Leathers(ルイスレザー)は、完成されたデザインとタイトなシルエットが魅力のレザージャケットブランド。とはいえ、体型や着こなしに対してほんの少しゆとりがあるだけでも、着用時に“なんとなく合っていない”という違和感を感じることがあります。

特にレザージャケットのような厚手の素材では、ただ細くするだけではなく、過度なシルエット変更を避けながら、着用感にも配慮した調整が求められます。そのため、アームホールを経由して袖幅との連動を持たせる処理も必須となり、全体のバランスを崩さないように仕上げることが重要です。

本記事では、代表モデルLIGHTNING、CYCLONEを例に、前見頃からの身幅詰めの手法や、調整後の変化、注意点などを解説します。


LIGHTNING|王道ダブルライダースの“締まり”を整える

詰める前の状態

LIGHTNINGは、斜めジップやポケット配置などクラシックなディテールが特徴のダブルライダース。完成度の高いデザインですが、身幅にわずかでもゆとりがあると、正面から見たときに“もたつき”が生まれ、すっきりとした印象が損なわれがちです。

Before|胴回りにふくらみが出てしまう

※画像位置:Before
「肩や袖は合っていても、胴体部分に余りがあり、全体に緩さを感じます」

作業内容と工夫

LIGHTNINGでは、前見頃のパネルラインを活かして身幅を詰める方法を採用します。これによりアームホールや脇線に手を加えることなく、自然なラインを保つことができます。

  • 前見頃の縫製ラインから2〜3cm程度を目安に調整
  • ポケットの位置関係を考慮しつつ、バランスよくシェイプ
  • 裏地は同等の素材を使用し、タグ類は元の位置に丁寧に移設
  • アームホールを経由し、必要に応じて袖幅も連動して微調整

After|前からのラインが自然に引き締まる

※画像位置:After
「身幅に適度なフィット感が生まれ、レザー本来の存在感が引き立ちます」

前からの印象がスマートになり、ジャケット全体のまとまりが生まれます。インナーに厚みがなくてもバランスよく着られる仕上がりです。


CYCLONE|縦長シルエットを美しく整える

詰める前の状態

CYCLONEは、LIGHTNINGと似た構造を持ちながら、より直線的な縦長シルエットが特徴。すっきりとした印象が魅力ですが、身幅に少しでも余裕が出ると、その縦長バランスが崩れてしまいます。

Before|胴体のふくらみが印象を鈍らせる

※画像位置:Before
「胴回りが膨らみ、縦長のラインが途切れて見える」

作業内容と工夫

CYCLONEでも前見頃からの身幅詰めを採用しますが、LIGHTNINGと異なりウエストバンド+ベルト仕様となっているため、追加の処理が必要になります。

  • 前見頃で最大4cm程度を目安に調整
  • ウエストバンドの長さを詰め、ラインを自然につなげる
  • ベルトループやベルト本体も再配置・調整
  • ポケット位置と距離を考慮し、仕上がりに違和感が出ないよう調整
  • 裏地は同素材で再構成し、タグは元位置へ移設
  • アームホール経由で袖幅も連動処理

詳しくは以下の関連記事をご覧ください:
🔗 ライダースジャケットのベルト調整|詰め時の扱い方と注意点
🔗 身幅を詰めるとポケット位置はどうなる?自然な見え方に仕上げる方法

After|スマートな縦長ラインに回復

※画像位置:After
「無駄なふくらみが消え、CYCLONE本来の直線的なラインが引き立ちます」

シルエットが整い、スタイリングの自由度も広がります。ベルトとの一体感も自然で、動作時の違和感もありません。


LIGHTNINGとCYCLONEの違い|身幅詰め時のディテール比較

両モデルともに前見頃からの調整で対応可能ですが、構造面における違いがあります。

  • LIGHTNING:ウエストバンドなし。前見頃のみの調整で対応可能。
  • CYCLONE:ウエストバンド+ベルト仕様のため、詰め幅に応じた追加加工が必要。

ベルト付きモデルは、身幅詰めによる見た目の変化だけでなく、機能性や位置関係にも配慮した調整が求められます。


身幅詰めの注意点と限界幅について

レザージャケットの身幅詰めでは、以下の点に注意が必要です:

  • 革の厚みにより、自然に詰められる幅には限界がある
  • ポケットやベルトなどのパーツ位置を考慮した調整が重要
  • 詰めすぎると動きにくさやシルエットの不自然さが出る可能性も

🔗 ライダースジャケットの身幅詰め|詰めすぎ注意?限界幅と対処法を解説

無理のない範囲で、用途やスタイルに合わせた調整をおすすめしています。


他モデルへの対応事例

  • Dominator(ドミネーター):ラグラン構造でも前見頃からの調整が可能
  • Bronx(ブロンクス):ワークジャケット系も自然に詰められます

お気に入りのジャケットを自分仕様にするために、モデルごとの特徴を活かした調整を行っています。


まとめ|自然な調整で、快適に“着るための一着”へ

Lewis Leathersのような完成度の高いレザージャケットでも、身幅の微調整だけで着心地や印象が大きく変わります。

前見頃からの調整は、アームホールや構造全体に負担をかけず、自然な仕上がりと快適な着用感を両立できる方法です。裏地やタグも丁寧に処理し、見た目も内側も整えます。

「ちょっと緩い」「もっと締まりが欲しい」と感じたら、まずはお気軽にご相談ください。


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