大切に眠っている洋服はありませんか?
年間約48万トン、1日に大型トラック130台分もの洋服が処分されているそうです。
洋服は大量生産・大量廃棄を繰り返して、使い捨てのようにずっとずっと作り続けられてきました。
物を大切にするということは、古くからの日本の文化のように感じます。
こちら庄内では、刺し子が伝統文化として受け継がれています。穴が空いたら手直しする。ただ布を当てればツギハギのようですが、それを美しく表現しているのが刺し子です。
冬場、雪に閉ざされた庄内で、春を思い、花の模様を刺したりしていたそうです。
昔はそれだけ衣服というものが生活に密着していたということではないでしょうか。
今は、穴が空いたら捨てるという価値観が当たり前です。もちろん僕もそうです。穴が空いた靴下は処分します。いい物が安価で手に入るのですから。しかも家にいながら。
時代は令和です。いくら環境のことを訴えている方でも服は廃棄していると思います。穴の空いたパンツを履き続ける方はあまりいないでしょう。
思い出があったり、愛着のあるものはどうでしょうか。
今は着る役目を終えて、大切に眠っている洋服はありませんか?
裏地で使える洋服たち
主役として活躍していた服が着る役目を終えて、今度は脇役としての活躍の場が待っています。
どのような洋服でもOK。素材は問いません。
- Tシャツ
- ジーンズ
- ネルシャツ
- スエット
などなど、素材は問いません。
ミックスしてみるのもおもしろいかもしれません。
基本的には洋服は本体の部分のみ使用し、袖の部分は滑りの良い生地を使用いたします。
【リフォーム】ジャケット・コート_総裏地交換